深夜のタシケント空港の様子について紹介しようと思ったのですが全く写真を撮っていなかったことに気付きました。そんなことはないはずなのですがこれが現実です。文字ばっかりで分かりにくい記事になるとは思いますが、行ってきた記録をします!
■フライト情報
2023年4月29日
成田 9:00発→仁川→アルマトイ アシアナ航空
アルマトイ 0:25発→タシケント ウズベキスタン航空
仁川で7時間トランジットを挟んだのでパラダイスシティで時間を潰しました。
アルマトイ→タシケントまでは航空会社が変わるので、成田空港のアシアナ航空カウンターで、アルマトイから先はトランジットの途中で発券できると教えられ、アルマトイまでの航空券を発券してもらいました。
いざアルマトイに着くと、飛行機から降りて道なりに行くと出国カウンターとエアアスタナの受付?のような簡易ブースと、エアアスタナのミニオフィスがあります。(出国カウンター前だったから写真がない…)でも私たちが乗るのはウズベキスタン航空。とりあえず出国すればいいのか、でもアシアナの職員さんは「トランジットの途中で」と言っていたから、出てしまっていいものか悩んでうろうろしていると、緑色のつば広の警備帽をかぶった警備員さん?が「Transit?」と声をかけてくれました。
そうだと言うと、出国を待つ人の列から離れたところで待ってて、と言われ、彼はどこかに去っていく…待っているうちに、出国列に並んでいた他の日本人・台湾人?カップルも列を外れて私たちと同じところで待つように指示されます。2組で行き先が同じであることを確認し、つば広帽の職員さんを待っていると、他の職員さんを呼んできて続きの航空券をしてくれたり、裏道のようなところを通ってパスポートチェック、荷物チェックも通してくれました。その裏道が本当に裏道で、鍵がかかっている扉を開けてもらったり、明らかに営業していない非正規ルートのようなところに私たちのためだけに職員さんを呼んでくれたり、空港の立ち入り禁止エリアを探検している気分で楽しかったです。VIPと書かれたカウンターの隣に1つだけ置かれた荷物検査機で一応手荷物検査はしますが、国内線レベルの適当な検査でした。
写真がないので絵にしたのですが、通じますかね…
本当に飛行機から降りて入国カウンターに着いてしまうまで迷いようがなかったですね。
この入国待ちの列の左下のあたりでじっと待ってました。
ぐじゃぐじゃ消そうとしたのは「ただの箱」と書こうとしたのだと思います。チケット売り場みたいな木製のブースです。
帽子の彼は、移動する際は必ず大股できびきび歩き、他の職員さんを連れてきてくれるチームワーク力もしっかりしていて、海外の方って動きがのんびりなイメージがあったので意外でした。
荷物検査を通ってまた薄暗い通路を通り、最後の扉を開けるとちょうど搭乗口の待合エリアでした。
着いたのは夜22時とか23時だったかと思いますが、バーや免税店、お土産屋さんがあって人も多く賑わっていました。韓国は日本人が多かったので、ここでようやく海外に出た実感が湧きました!
このフロアから1フロア階段で降りると搭乗ゲートです
飛行機まではバスで移動するスタイル
ウズベキスタンの国営航空会社。国旗カラーを少し濃くしたようなカラーリングがキリっとしてかっこいいです。
機体はA320で3-3配置、なんと大きなTV付きです。
私は映画よりも音楽を聴く派なのですが、今回の旅ではイヤホンを持参するのを忘れました。支給もされず諦め…今度から有線のイヤホンを忘れないようにしないと。
機内食は肉厚のハムサンドとジュース。美味しかったです
深夜に食べる罪悪感も相まっていいですね!
さて、肝心の深夜のタシケント空港です。
到着したのはタシケント時間で0:30頃でした。
いろいろなブログを読ませていただいた前評判からは深夜に営業しているとは思えなかったのですが、両替も、SIM購入も、最近できたというタクシーカウンターもばっちり営業していました。
飛行機から降りて税関等を抜けてまっすぐの場所に、どのカウンターもまとまって配置してあるので見つからないことはないと思います!
SIMはウズベキスタンでメジャーな通信会社の1つ、UCellを購入。UCellのカウンターは円形となっていて、2人の職員さんがSIM発行をしてくれますが片方はクレジット決済OKで片方は現金購入のみ受け付けています。先程のカップルに教えてもらい、カードを使える側のカウンターで購入しました。
プランは4つありましたが、数日~1週間程度いるだけであれば1番安いかその次のプランで十分そうです。「その次のプラン」というのが私たちも購入したプランですが、35GB/月、YouTubeとFacebookとInstagramとWhatsAppは使い放題で70,000SUM(当時のレートで700円強)というプランです。激安!
タクシーカウンターがこの時間に営業しているか不安だったので、私はホテルにあらかじめ送迎をお願いしていました。購入したSIMで私のiPhoneはすぐに通信できたのですが、夫の格安Androidは何か設定が必要だったようでかなりてこずりまして…UCellの職員さんも、かなり格闘してくれました。
そんなこんなで時間を費やしているうちに、ホテルに伝えていた、空港を出られるであろう時間を時間もだいぶ過ぎてしまいました。
さすがに送迎の人も帰ってしまったかなと思い、タクシーを拾います。
空港付近にいては白タクの営業がえげつないので一旦歩いて空港を離れます。
ウズベキスタンの配車アプリYandexを開きますが、まずアカウント作成がうまくいかず…
苦戦していると、宿から「送迎の係員が見つからないと言っている。あまり遅くなると追加料金がかかるので、彼に直接連絡してくれ」と電話番号の連絡が来ていたことに気付きます。
我々は通話もできるSIMを手に入れているので無敵です。すかさず言われた電話番号に電話をかけます。
電話がつながるとドライバーは今どこにいる?どんな服を着ている?ととにかく探そうとしてくれています。
急いで空港に戻り、電話中のドライバーと無事に会えました。どうやら彼はぐいぐい来る系の白タクドライバーの後ろでずっと我々を探してくれていたようでした。
言われた時間に全然来ないから、駐車料金がどんどん増えていってしまったよ、と散々文句を言われましたが、我々がSIM購入に時間をかけたせいでドライバーさんを待たせてしまったので当然です。ひたすら謝りました。
ホテルからのメールにもあった通り、当初約束していた送迎代とプラスの駐車代として5ドル程度多めに請求されました。人件費もかかっているのに5ドルで許してもらえるのが良心的だと思います。
朝2時頃ホテルについて、シャワーを浴びることが出来ました。
明日から本格的に観光開始します!
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